研究課題/領域番号 |
25000006
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研究種目 |
特別推進研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
化学
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研究機関 | 公益財団法人川崎市産業振興財団(ナノ医療イノベーションセンター) (2016-2017) 東京大学 (2013-2015) |
研究代表者 |
片岡 一則 公益財団法人川崎市産業振興財団, ナノ医療イノベーションセンター, センター長 (00130245)
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研究分担者 |
横田 隆徳 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (90231688)
位髙 啓史 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 教授 (60292926)
津本 浩平 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (90271866)
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連携研究者 |
長田 健介 東京大学, 大学院工学系研究科, 特任准教授 (10396947)
石井 武彦 東京大学, 大学院工学系研究科, 特任准教授 (80415075)
西山 伸宏 東京工業大学, 科学技術創成研究院化学生命科学研究所, 教授 (10372385)
宮田 完二郎 東京大学, 大学院工学系研究科, 准教授 (50436523)
安楽 泰孝 東京大学, 大学院工学系研究科, 特任助教 (60581585)
松本 有 東京大学, 大学院医学系研究科, 特任講師 (80548553)
内田 智士 東京大学, 大学院工学系研究科, 特任助教 (20710726)
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研究期間 (年度) |
2013 – 2017
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キーワード | ブロック共重合体 / 高分子ミセル / ポリエチレングリコール / ポリアミノ酸 / 薬物送達システム / 血液脳関門(BBB) / siRNA / アンチセンス核酸 / メッセンジャーRNA / プラスミドDNA / 抗体医薬 |
研究成果の概要 |
脳は高度に発達した生体バリアに守られているため薬剤の送達が極めて困難な部位である。本研究では、この生体バリアを克服して核酸医薬を脳内に送達して機能させるウイルス・サイズの薬剤送達システムを、高分子材料の自己組織化(高分子ミセル化)に基づいて構築した。すなわち、(1)血管内腔側内皮に局在するグルコース輸送タンパク質を標的とするグルコース結合型高分子ミセルを創製し、血管内腔からの脳内薬物移行を制限する内皮細胞バリア(血液脳関門)を突破して核酸医薬を脳内送達する事によって、アルツハイマー病(AD)の発症に関わる酵素の産生を抑制する事に成功した。(2)生体内で速やかに酵素分解を受けるmRNAのミセル内包安定化を達成し、脳室内局所投与による単鎖抗体のその場産生を実現する事によって、AD発症に関わるタンパク質であるアミロイドβ量を有意に低下出来る事を実証した。
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自由記述の分野 |
高分子化学、高分子材料、生体医用工学、ドラッグデリバリーシステム、バイオマテリアル
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