研究分担者 |
能祖 一裕 岡山大学, 医学部, 研究員 (10314668)
大山 力 弘前大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80282135)
神山 俊哉 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80322816)
比能 洋 北海道大学, 先端生命科学研究科(研究院), 准教授 (70333333)
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
本年度計画していた①患者検体の収集と臨床情報の整理、②各拠点における大規模糖鎖解析の継続、について設定したクライテリアを充分達成できたと判断する。 また、新たな臨床研究者の参加が実現して新しい糖鎖マーカーが発見された。例えば、北海道大学医学部眼科領域石田晋教授らとの糖尿病網膜症における糖鎖マーカーの発見(Increase of sialylated N-glycans in eyes with neovascular glaucoma secondary to proliferative diabetic retinopathy. Curr. Eye Res. 2016, in press., and Invest. Ophthalmol. Vis. Sci. 2015, 56, 5316-5322)、浜松医科大学小児科学領域前川真人教授らとの胎児先天性疾患マーカー探索研究(Medicine 2016, 94, e3219)、北海道大学医学部整形外科領域岩崎倫政教授らとのヒトiPS細胞の神経細胞分化糖鎖マーカーの発見(Stem Cell Res. 2014, 13, 454-465)、研究代表者(西村)のチームでは米国UCLAから供与されたアルツハイマー病患者脳組織、髄液、血清のグライコミクスが初めて実現した。(Glycoblotting method allows for rapid and efficient glycome profiling of human Alzheimer’s disease brain, serum and cerebrospinal fluid towards potential biomarker discovery. Biophys Biochim. Acta General Subjects 2016, in press)。
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