研究課題
未刊古文書釈文VL・FTとSHIPS上の古文書関係データベースとの連携をより強化するために、日本古文書ユニオンカタログから未刊古文書釈文VL・FTへのリンクシステムを開発・実装した。これにより、2013年度に要件定義を行い、2014年度・2015年度に開発を進めた未刊古文書釈文ヴァーチャル研究システムを一応完成させた。同システムは東京大学史料編纂所附属前近代日本史情報国際センターが2006年度に開発した「鎌倉遺文ヴァーチャルラボラトリ」を発展させ、より広範囲の古文書を対象として構築されたものである。未刊古文書釈文VL上に、釈文作成のためのページを564件の史料群について作成した。史料群単位に1点目録をかかげ、1点目録から釈文作成のページを開いてユーザ各人が釈文を作成することを可能にした。この564件の史料群についての1点目録が、本科研により釈文の作成をコミュニティに提起する当面の候補ということになる。「筒井寛秀氏所蔵文書」の釈文を作成した。報告書『未刊古文書釈文作成のための協調作業環境の構築』を作成した(総頁118頁、2017年2月14日発行)。内容は以下の通り。研究の概要/未刊古文書釈文バーチャルラボの構成(近藤成一)/東京大学史料編纂所における古文書データベースのあゆみ(近藤成一)/〔史料翻刻〕筒井寛秀氏所蔵文書(西尾知己・遠藤基郎)。この報告書により、1984年度に史料編纂所が編纂業務への電算機の導入を試みてから、本科研により古文書釈文作成のための協調作業環境を構築するに至る歩みの一応の総括を試みた。
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (26件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (28件) (うち国際学会 3件、 招待講演 20件) 図書 (10件) 備考 (1件)
未刊古文書釈文作成のための協調作業環境の構築
巻: 1 ページ: 9-17
巻: 1 ページ: 18-24
朝河貫一と日欧中世史研究
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日本目録学の基盤確立と古典学研究支援ツールの拡充
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名古屋大学文学部研究論集
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内海文化研究紀要
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通史の中の庄内(鶴岡市立図書館・鶴岡市郷土資料館)
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東京大学史料編纂所研究紀要
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古文書研究
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環境に挑む歴史学
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Mediated by Gifts: Politics and Society in Japan, 1350-1850 (Brill, LEIDEN/BOSTON)
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ここまでわかった本能寺の変と明智光秀(洋泉社)
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東京大学史料編纂所研究成果報告
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https://cliojhd.hi.u-tokyo.ac.jp/mikan/