研究課題/領域番号 |
25241002
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
平野 高司 北海道大学, 農学研究院, 教授 (20208838)
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研究分担者 |
高木 健太郎 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 准教授 (20322844)
梁 乃申 国立研究開発法人国立環境研究所, 地球環境研究センター, 主任研究員 (50391173)
渡辺 力 北海道大学, 低温科学研究所, 教授 (60353918)
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研究協力者 |
井手 玲子
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研究期間 (年度) |
2013-10-21 – 2017-03-31
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キーワード | 台風 / 皆伐 / 植林 / カラマツ林 / 渦相関法 / チャンバー法 / バイオマス |
研究成果の概要 |
撹乱の履歴が異なる北海道の2つの森林(風倒害による大規模撹乱を受けた後に自然更新が進むカラマツ林跡地と皆伐後のカラマツ植林地)において,炭素収支の変化を明らかにすることを目的として,植生遷移の過程,炭素蓄積量,CO2収支などに関する野外観測を行った。台風跡地では,撹乱後7年までは積算NEEが徐々にゼロに近づいたが,それ以降はわずかに正(放出源)のままであった。一方,カラマツ若齢林では,撹乱後7年目から年収支でCO2吸収源に回復した。このような違いは,下層植生と撹乱後に残置された粗大有機物の有無に依存する考えられる。
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自由記述の分野 |
農林気象学
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