研究課題/領域番号 |
25241005
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
阿部 彩子 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (30272537)
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研究分担者 |
Greve Ralf 北海道大学, 低温科学研究所, 教授 (90374644)
川村 賢二 国立極地研究所, 研究教育系, 准教授 (90431478)
吉森 正和 北海道大学, 地球環境科学研究科(研究院), 准教授 (20466874)
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連携研究者 |
羽角 博康 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (40311641)
芳村 圭 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (50376638)
大河内 直彦 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 基幹研究領域生物地球化学研究分野, 分野長/上席研究員 (00281832)
岡 顕 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (70396943)
奥野 淳一 国立極地研究所, 研究教育系, 助教 (00376542)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 氷床 / 氷期間氷期サイクル / 気候変化 / 急激な気候変化 / 大気大循環 / 海洋大循環 / 大気海洋大循環モデル / 氷床モデル |
研究成果の概要 |
10 万年周期で交代する氷期サイクルの究極的要因を調べる為に最新の氷床―気候モデルを用いたシミュレーションを行なった。その結果、氷期サイクルは日射変化に対して気候システムが応答し、大気-氷床-地殻の相互作用によりもたらされたものであると突き止めた。また、大気中の二酸化炭素は氷期サイクルに伴って変動し、その振幅を増幅させる働きがあるが、主体的に10 万年周期を生み出しているわけではないことも分かった。これらの結果は気候変動のの理解を深め、地球温暖化予測に用いられる氷床-気候モデルの信頼性を検証する上で重要な意義がある。また、より普遍的に過去の気候変動の原因を解き明かす道筋が出来た。
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自由記述の分野 |
古気候学、気候力学
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