研究課題
基盤研究(A)
約24万個のアミノ酸置換を伴う機能的多型を日本人対照群4150人において網羅的に解析した。ジャマイカの瞬発系93人と対照群306人、アメリカの瞬発系112人と対照群200人について、必要なDNA量を確保するために全ゲノム増幅を実施したが、判定不能となる一塩基多型が多発した。そこで全ゲノム領域塩基配列を決定する方針に変更した。解析対象となる長距離走者としてエチオピアから8人、ケニアから8人を厳選し、DNAを頬粘膜擦過試料から再抽出し、全ゲノム領域塩基配列決定を開始した。
ゲノム科学