研究分担者 |
陳 光輝 神戸大学, その他の研究科, 教授 (00188509)
厳 善平 同志社大学, その他の研究科, 教授 (00248056)
渡邉 真理子 学習院大学, 経済学部, 教授 (10466063)
木村 公一朗 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, その他部局等, 研究員 (10466071)
大橋 英夫 専修大学, 経済学部, 教授 (30245948)
大原 盛樹 龍谷大学, 経済学部, 准教授 (50401443)
伊藤 亜聖 東京大学, 社会科学研究所, 助教 (60636885)
梶谷 懐 神戸大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (70340916)
藤井 大輔 大阪経済大学, 経済学部, 講師 (70598432)
中兼 和津次 公益財団法人東洋文庫, その他部局等, 研究員 (80114958)
日置 史郎 東北大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (80312528)
星野 真 早稲田大学, 政治経済学術院, 助教 (80552299)
馬 欣欣 京都大学, 薬学研究科(研究院), 講師 (80634253)
任 哲 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, その他部局等, 研究員 (90434381)
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研究実績の概要 |
2014年度は、研究プロジェクトの2年目であり、研究組織を構成する3班(制度、イノベーション、格差と公正)ごとに、企業データを用いた実証研究を進めるとともに、経済システムの持続可能性に関わる問題の所在とそれを克服する方策を検討する作業仮説の構築を目的とし、定例の研究集会、国際ワークショップ、GISを用いた経済分析のためのワークショップを開催し研究を進めた。現地調査は、2014年9月7日~16日(四川省成都市、広元市、崇州市、北京市)において実施した。 今年度の主たる研究成果は以下のとおりである。 (1)2014年12月12日に神戸大学において、「新型都市化と中国社会経済動態」をテーマとした国際ワークショップを開催し、中国から研究者を招聘して研究交流を実施した。四川省と浙江省での新型都市化の実態を比較検討することにより、新たな知見が得られた。 (2)2015年2月21日に神戸大学において、GIS(地理情報システム)を用いた経済分析のためのワークショップを開催し、研究分担者の他に、石渡文子氏(東京大学)、橋口善浩氏(アジア経済研究所)を招いて、それぞれエチオピアと中国における事例研究を紹介していただき、GISの経済分析への応用手法を研究した。 (3)研究成果の一部として、研究組織の構成員が以下の書籍を出版した。①丸川知雄・梶谷懐『超大国中国のゆくえ4 経済大国化の軋みとインパクト』(東大出版会、2015年)、②天児慧・任哲編著『中国の都市化:拡張、不安定と管理メカニズム』(アジア経済研究所、2015年)、③Koichiro KIMURA, The Growth of Chinese Electronics Firms: Globalization and Organization, Palgrave Macmillan,2014.
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