研究課題
基盤研究(A)
横内家史料は沖縄県の職員であった横内扶が所蔵していたおよそ2万点の文書史料であり那覇市に寄贈されたものである。この横内家史料中には、明治・大正期の沖縄県政に関する多数の文書が含まれており、近代沖縄の法制史研究にとって極めて貴重な存在である。本研究の目的は、横内家史料をデジタル処理し、それらをDVDに記録することである。2017年までにすべての横内家史料のデジタル化を終了した。これにより、研究者のみならず広く一般市民にも横内家史料の閲覧利用が可能になった。2017年に『沖縄近代法の形成と展開』と題する本研究の報告書を発行した。この報告書には本研究の代表者と4人の研究分担者が研究成果を寄稿した。
法社会史