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2016 年度 研究成果報告書

外国為替市場のマイクロ・ストラクチャーと効率性: 高頻度データによる検証

研究課題

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研究課題/領域番号 25245044
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 金融・ファイナンス
研究機関政策研究大学院大学 (2014-2016)
東京大学 (2013)

研究代表者

伊藤 隆敏  政策研究大学院大学, 政策研究科, 特別教授 (30203144)

研究期間 (年度) 2013-10-21 – 2017-03-31
キーワード為替レート / 効率性 / 高頻度データ / EBS取引システム / アルゴリズム取引 / 三角裁定 / 為替介入 / 外貨準備
研究成果の概要

2000年代半ばから銀行やヘッジファンドの取引プログラム(アルゴリズム)を搭載するコンピューターがEBSの取引システムに接続されるようになった。秒単位の高頻度データで検証したが、2000年半ばから、裁定条件の違反事例の発生頻度と継続時間が大きく減少した。高頻度取引の進展が、市場の効率性に寄与したことを立証した。
日本の通貨当局は、円売り・ドル買い介入をより頻繁に行ってきた。その結果、外貨準備残高は上昇を続けた。外貨準備の運用益は米日金利差による金利収入と、売買損益、評価損益からなる。1973年以降のデータについて厳密に計測した結果、総利益は、多くの期間について正になることを示した。

自由記述の分野

国際金融、日本経済論

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公開日: 2018-03-22  

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