研究課題
基盤研究(A)
本研究課題では、社会的文脈における乳児の公平感の理解および成人におけるその神経基盤を検討した。その結果、15カ月児は、援助行動を示すエージェントは、公平に分配することを期待していることが明らかになった。また、成人の脳波計測による実験では、1)N200成分は、公平感に影響を受けること、2)社会的情報は、P300に影響を与えること、また、3)非社会的なキャラクターの分配行動に対してlate positive potential(LPP)に有意な差が見られることがわかった。
発達科学