研究課題/領域番号 |
25247022
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 国立天文台 |
研究代表者 |
関本 裕太郎 国立天文台, 先端技術センター, 准教授 (70262152)
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研究分担者 |
成瀬 雅人 埼玉大学, 理工学研究科, 助教 (10638175)
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連携研究者 |
新田 冬夢 筑波大学, 数理物質科学研究科, 助教 (40759354)
木内 等 国立天文台, チリ観測所, 准教授 (90358911)
野口 卓 国立天文台, 先端技術センター, 教授 (90237826)
松尾 宏 国立天文台, 先端技術センター, 准教授 (90192749)
岡田 則夫 国立天文台, 先端技術センター, 主任研究技師 (20311178)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 広視野カメラ / ミリ波天文学 / 超伝導検出器 / 冷却光学系 / 極低温100mK |
研究成果の概要 |
本研究は、広視野ミリ波天体観測を目的として超伝導MKIDカメラを開発した。MKIDは、ミリ波によってクーパー対が準粒子に壊される時の超伝導インピーダンスの変化を、超伝導LC共振器を用いて読み出す。ミリ波を受信するダブルスロットアンテナとシリコン基板レンズアレイを組み合わせて集光効率を高めている。天体観測に必要な、FFT型多素子データ取得システムや大口径シリコンレンズを冷却したコンパクトな極低温冷却光学系の開発を並行した。モジュールあたり600画素のMKIDカメラを開発し、4モジュールで2000画素をカバーすることが可能となった。野辺山45m鏡に搭載し、観測システムとしての成立性を確認した。
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自由記述の分野 |
電波天文学
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