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2015 年度 実績報告書

原発事故復興支援および超高度自律制御型空中・地上ロボットシステムの総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 25249021
研究機関千葉大学

研究代表者

野波 健蔵  千葉大学, 事務局, 特別教授 (30143259)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード飛行ロボット / 自律制御 / バッテリー自動交換ロボット / 屋内飛行 / 管制センター / SLAM / FPV方式飛行 / 原発建屋内実証実験
研究実績の概要

本研究は、原発事故復旧支援及び超高度自律制御型空中・地上ロボットシステムとしての情報収集手段として、いつでもどこでも誰もが使用可能となる、超小型カメラや様々なセンサを搭載した3Kg程度の複数の小型空中ロボット(UAVs)と複数の小型知能移動ロボット(UGVs)とを完全自律強調制御システムとして実現する為の総合的な研究を行った。
具体的には、原子力発電所建屋内部で飛行することを前提として、以下の項目における個別の研究開発を行った。
1.低コストセンサによる屋内の自律飛行制御、2.自動バッテリー交換ステーションを搭載したUAVsとUGVsの研究開発、UAVsとUGVsによる3次元SLAMを用いた屋内での自律飛行制御とマッピング、3.オプティカルフローを用いた速度制御と自己位置推定、4.UAVsとUGVsによるリアルタイム誘導制御、5.動力計故障判断システムの設計と耐故障制御、6.パラシュート搭載による安全性の向上と自動作動
そして、これらが一体の機体及び飛行システムとして機能する為の実証実験を繰り返し行い、調整した結果、世界初の画期的・革新的な原発事故支援及び超高度自律制御型空中・地上ロボットを確立した。
今年度は特に、機体の制御ファームを抜本的に見直し修正を行い、強風の中でもより安定した飛行を可能とするシステムの改良を行った。また、フォルトトレラントにおいても、モータ停止時より安定した飛行を継続し安全に着陸する為の開発を行い、実験において連続したモータ停止現象からの回復を成功させた。

現在までの達成度 (段落)

27年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

27年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2016 2015

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (3件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 産業用マルチロータヘリコプタのオンラインシステム固定機構を有する自動チューニング適応I-PD制御2016

    • 著者名/発表者名
      堀惇史,古井達也,岩倉大輔,野波健蔵
    • 雑誌名

      日本機械学会論文集

      巻: 82 ページ: 1-11

    • DOI

      10.1299/transjsme.15-00315

  • [学会発表] The State of the Art of Revised Japanese Aviation Rule2015

    • 著者名/発表者名
      Kenzo Nonami
    • 学会等名
      ISO/TC 20/SC 16
    • 発表場所
      U.K Ministry of Transport
    • 年月日
      2015-12-02 – 2015-12-03
  • [学会発表] 産業用マルチロータヘリコプタの自動チューニング適応制御2015

    • 著者名/発表者名
      堀惇史,古井達也,岩倉大輔,野波健蔵
    • 学会等名
      MoViC2015「運動と振動の制御」
    • 発表場所
      栃木県総合文化センター
    • 年月日
      2015-06-23 – 2015-06-23
  • [学会発表] 六発ロータヘリコプタのフォルトトレランス制御:駆動系故障時の自律飛行制御2015

    • 著者名/発表者名
      楊溢,野波健蔵,岩倉大輔
    • 学会等名
      MoViC2015「運動と振動の制御」
    • 発表場所
      栃木県総合文化センター
    • 年月日
      2015-06-23 – 2015-06-23
  • [図書] 制御の事典2015

    • 著者名/発表者名
      野波健蔵他
    • 総ページ数
      561
    • 出版者
      株式会社朝倉書店

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公開日: 2017-01-06  

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