本研究は、原発事故復興支援および超高度自律制御型空中・地上ロボットシステムの情報収集手段として、3Kg程度の小型空中ロボットと小型知能移動ロボットとを完全自律協調制御システムとして実現するための総合的研究を行った。具体的には、自動バッテリ交換ステーションを搭載したUGVの研究開発、3次元SLAMを用いた屋内での自律飛行制御とマッピング、 動力系故障判断システムの設計と耐故障制御の研究を実施した。この結果、世界初の画期的・革新的な原発事故支援および超高度自律制御型空中・地上ロボットを確立した。本研究の成果は、原発事故放射線被災地エリアでの線量計測や原発事故建屋内での作業に適用して成功した。
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