研究課題
本研究申請は以下の2つのパラダイム(パラダイムA及びB)の変換を目的とした。パラダイムA:ミトコンドリアゲノムの遺伝子産物は全て内膜に局在する。パラダイムB:呼吸欠損を誘発する突然変異は老化やがん等の原因になる。今回の研究成果として、パラダイムAでは、ミトコンドリアゲノムの遺伝子産物が細胞表面にも存在する予測したのが、それがミトコンドリアゲノム以外の未知の細胞質因子であるという結論を得た。パラダイムBに関しては、突然変異により誘発された「呼吸欠損」ではなく「活性酸素」がリンパ腫の原因になることと、さらに老化は突然変異ではなく核遺伝子のエピジェネティックな変化が原因であることを突き止めた。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
申請者は2014年度で定年となり、2015年度は特命教授として本申請にかかる研究に従事していた。上記Web siteは、定年以前の申請者と同じ研究グループのHPである。
すべて 2016 2015 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 謝辞記載あり 4件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
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http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~jih-kzt/