研究課題/領域番号 |
25250018
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
菊池 章 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10204827)
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研究分担者 |
麓 勝己 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (40467783)
松本 真司 大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任助教 (20572324)
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研究期間 (年度) |
2013-10-21 – 2016-03-31
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キーワード | Wnt5a / Wntシグナル / がん / 炎症 / エンドサイトーシス / サイトカイン / 炎症性腸疾患 |
研究成果の概要 |
がんをはじめとする種々の疾患において分泌蛋白質Wnt5aの高発現と病態の悪性化との関連が示唆されている。本研究において1)上皮細胞におけるWnt5aとその受容体の輸送機構とWnt5aによる細胞-基質接着の制御機構、2)Wnt5aによる新規がん細胞増殖機構、3)Wnt5aシグナルを高感度に検出するスクリーニング系の開発ならびにWnt5aシグナル阻害化合物の同定、4)腸管炎症病態におけるWnt5aシグナルによる増悪化機構の四点を明らかにした。これらの研究成果はWnt5aが関与する成体の様々な疾患の分子機構の解明に貢献し、Wnt5aシグナルを標的とする阻害剤開発に寄与すると考えている。
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自由記述の分野 |
生化学
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