研究課題
基盤研究(A)
本研究ではこれまで我々が蓄積してきた電位センサータンパクに関しての構造機能連関の知見を基盤とし電位センサー同士(VSOP/Hv1)または他のモジュールと(VSP)共役する分子機構を明らかにすることで、機能性タンパクのモジュール間共役の共通原理の理解へと繋げることを目指した。VSP内の電位センサーモジュールと酵素モジュールの連関についてはall or noneの二状態間の遷移でなく中間状態を経る形式で共役することを明らかにした。VSOP/Hv1のX線結晶構造解析により詳細な立体構造を明らかにすることに成功し電位センサー同士が相互作用する分子機構を明らかにした。
分子生理学、神経科学