研究課題/領域番号 |
25253069
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
赤司 浩一 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80380385)
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研究分担者 |
宮本 敏浩 九州大学, 大学院医学研究院 病態修復内科学, 講師 (70343324)
岩崎 浩己 九州大学病院, 遺伝子細胞療法部, 准教授 (20403925)
竹中 克斗 九州大学病院, 遺伝子細胞療法部, 講師 (30301295)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | がん幹細胞 / 白血病幹細胞 / 免疫不全マウス / TIM-3 |
研究成果の概要 |
ヒト癌幹細胞を標的とする新世代の癌治療法は、AMLにおいてその実用化が目前である。一方で、高齢者造血器疾患の多くは慢性骨髄性疾患であり、その多くは難治性急性白血病に移行するが、その幹細胞は未だ同定されていない。本研究課題では、慢性骨髄性疾患を含む骨髄系造血器腫瘍に共通の悪性幹細胞のクローン進化機構としてTIM-3陽性悪性幹細胞が、TIM-3リガンドであるgalectin-9を自ら分泌し、恒常的なTIM-3シグナルを生じるオートクライン機構を同定した。さらに、高効率にヒト正常および悪性造血を再構築可能な新規免疫不全マウスBRGSマウス、およびその発展型のBRGSKマウスラインの樹立に成功した。
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自由記述の分野 |
血液内科学
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