外国産ジャポニカ米の官能食味試験評価および国産米競争力分析に関する学際研究

2015 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 25257413
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 海外学術
• 研究分野: 経営・経済農学
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 伊東 正一 九州大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (30222425)
• 研究分担者: 松江 勇次 九州大学, 農学研究院, 学術研究員 (70598127) ; 南石 晃明 九州大学, 農学研究院, 教授 (40355467) ; 熊丸 敏博 九州大学, 農学研究院, 准教授 (00284555) ; 加賀爪 優 京都大学, 学術情報メディアセンター, 研究員 (20101248) ; 加古 敏之 吉備国際大学, 地域創成農学部, 教授 (00121533) ; 亀山 宏 香川大学, 農学部, 准教授 (70177608) ; 齋藤 陽子 北海道大学, 農学研究院, 特任講師 (30520796) ; 齋藤 文信 秋田県農業試験場, 研究員 (40425476) ; 加藤 和直 秋田県農業試験場, 研究員 (30503338) ; 松波 寿典 東北農業研究センター, 研究員 (10506934)
• 研究期間 (年度): 2013-10-21 – 2016-03-31
• キーワード: 世界のジャポニカ米市場 / 官能食味試験 / 日本産米 / 海外生産地 / 国際競争力 / 潜在的生産能力 / 国際相場 / 日本食ブーム

研究成果の概要

世界で生産されているジャポニカ米を試食して、日本のコメと味の比較分析をし、さらに、それを価格的に評価した。その結果、味では日本産米のほうが競争力があるが、出荷価格（FOB価格）は、加州産あきたこまちでは2015年6月の相場で12.03ドルと計測され、この価格を玄米60㎏に換算すると7,795円（120円/USD）となった。これと競争するためには日本産米は、味における優位性はあるが、玄米60㎏当たり9,086円の輸出価格を目標にする必要があろう。

自由記述の分野

国際食料需給政策