無線電力伝送のアンテナや静電容量センサなど電磁界現象に基づくデバイスを設計する場合,勘と経験から得られた基RFエネルギーハーベスティングや無線電力伝送のアプリケーションにおいて実証した. 環境電磁界からのエネルギーを回収するレクテナの設計においては,遺伝的アルゴリズムで生成受電電力や受信電圧などの比較的容易に測定が可能なパラメータを元に世代を重ねることで第五世代において,ダイポールアンテナの1.4倍の性能を誇る個体を生成することができた. また,無線電力伝送のアプリケーションにおいては,送受電共振器アレイのパターンを遺伝的アルゴリズムで設計する3.8%から34.4%まで向上することに成功した.
|