研究課題/領域番号 |
25280034
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
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研究分担者 |
楠本 博之 慶應義塾大学, 環境情報学部, 准教授 (20225147)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 量子ネットワーク / 量子リピーター |
研究実績の概要 |
1。量子ネットワーキングの本を出版した。内容は存在の研究のレビューだけではなく、新しい結果、量子リピーターの分析方法を開発して執筆した。梯形のタイミング図を利用して、複数のリピーターの提案を評価した。分散型の密度行列管理の概念を開発した。さらに、量子ネットワークのアプリケーションのニーズを評価した。 複数のキュービットは別の場所に保存していると、量子状態の密度行列を分散管理は必要がある。これについて、四つのルールを開発した:アリスとボブは、(1)作ったキュービットの状態について合意しなければならない。(2)作った時間を共有しなければならない。(3)一貫性を保証するために、量子状態の時間発展(特に、メモリーのデコヘレンスとオペラーターのフィデリティ)について十分な精度で共有しなければならない。(4)量子もつれペア(Bell pair)へのオペラーションを実行する場合、同じ量子もつれをシミューレートしていなければならず、シミュレーション中の同じタイミングで実行しなければならない。この四つのルールをまもれば、分散管理プロトコルは正しく動く。 4種類のリアルタイム管理方法を開発した:(A)すべての装置で守るべき最低限の品質を決めておく手法(B)一つのノードは全てのノードのオペレーションを決める集中型管理手法(C)個別のノードで計算と決定を行う分散型手法(D)分散で量子トモグラフィーを利用して、動的に状況をモニターする手法。(D)のみが実用的に動作すると考えている。 2。「クアンタムスニーカーネット」とのあたらしい概念を開発し、評価した。論文は投稿中。 コンテナ船を利用して、もつれ状況である量子ビットを運んでいく。海底ケーブルの量子リピーターは可能になる前に、大陸間に量子ネットワークをできるようになる一つの方法である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
ネットワーク間の通信概念を開発するのは、議論は意外と深かった。命令を交換するか、現在の状況を述べるか、または共同で状況を確認するか、との候補があった。共同トモグラフィーすると決定した。今年度にそのほうに実装する。
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今後の研究の推進方策 |
シミュレーターの実装をする。基本の量子ビットの演算、リピーター装置の設定、通信プロトコル、ネットワークのトポロジーなどのソフトウエアを開発する。
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次年度使用額が生じた理由 |
平成26年度はソフトウエア開発などにかかる人件費があまりかからなかったため
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次年度使用額の使用計画 |
平成27年度に行うソフトウエア開発にかかる人件費にしようする予定である。
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