量子インターネットの開発と実現のため、最重要となる基幹技術が異なったネットワーク同士の接続方法を開発し、シミュレーションによって挙動を確認した。必要となる全ての関連技術をデザインし、再帰的経路セットアップアルゴリズム及び分散量子状態のソフトウェアによる管理手法を開発した。量子インターネット全体のシミュレータは現在開発中となる。また、「量子スニーカーネット」の概念を開発し、シミュレーションを行った。これにより例えばコンテナ船で量子ビットを移送し海を越える量子もつれが作成可能である。さらに、混合状態を用いた量子ネットワークコーディングを開発し、シミュレーションにより使用可能な状況を確認した。
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