研究課題
基盤研究(B)
本研究では,(1) CTやMRIで取得された人体の内部形状を記述するボリュームデータや,(2) レーザ計測で取得された文化遺跡等の3次元形状を記述するポイントクラウドデータを,精密かつ高速に半透明可視化する手法を開発した.我々の手法では,可視化する形状をポイントクラウドとして表現した上で確率的アルゴリズムを適用することで,半透明性を実現する.これにより,従来の半透明可視化において計算量の増大やレンダリングアーチファクトの原因となっていたデプスソートが不要になる.また,ボリュームとサーフェスの融合可視化も,ポイントクラウドを単純に統合するだけで,レンダリングアーチファクトの心配なく行える.
可視化,コンピュータシミュレーション