研究課題
基盤研究(B)
大学教育で利用されているオープンソースソフトウェアの多くは英語圏で開発されているため日本語への翻訳が必要となる。大学では複数のシステムにより教育支援のためのIT環境を構築しているが、システム間で用語が異なっているとユーザに違和感を抱かせる。この課題に対して、大学教育で頻出する用語および用例を包含する大規模な共通翻訳メモリを作成することによって一貫性のある翻訳を実現した。また、翻訳メモリによる翻訳では実現が困難なコンテキスト依存の翻訳を可能とするgettext形式のPOファイルを併用し、様々な教育支援システムをクラウドベースの翻訳支援システムを用い同一のプロセスで翻訳できる可能性を示した。
教育工学