研究課題/領域番号 |
25281031
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価
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研究機関 | 熊本県立大学 |
研究代表者 |
堤 裕昭 熊本県立大学, 環境共生学部, 教授 (50197737)
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研究分担者 |
門谷 茂 北海道大学, 大学院環境科学院, 教授 (30136288)
一宮 睦雄 熊本県立大学, 環境共生学部, 准教授 (30601918)
小森田 智大 熊本県立大学, 環境共生学部, 講師 (10554470)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 有明海 / 諫早湾 / 潮流 / 赤潮 / 海底環境 / 堆積物 / 泥分 |
研究成果の概要 |
有明海奥部海域の海底の環境および生態系の調査を実施し、東側海域の泥底で泥分が減少し、西側海域の砂底で泥分が減少していることが判明した。このことは、有明海に1990年代まで存在していた東西方向の潮流の非対称性が崩れ、奥部海域の潮流速が均一化していることを示し、有明海に元来存在する赤潮の発生を抑制する潮流のメカニズムが衰退していることを示している。また、この現象には、諫早湾干拓地における潮受け堤防締め切りによって、上げ潮の諫早湾への侵入が抑制されたことが一因となっていることが演繹される。
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自由記述の分野 |
海洋生態学
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