研究課題/領域番号 |
25281056
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然共生システム
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
河野 裕美 東海大学, 沖縄地域研究センター, 教授 (30439682)
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研究分担者 |
依田 憲 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (10378606)
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研究協力者 |
山本 誉士 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 学振特別研究員
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 島嶼生態系 / 保全 / 海鳥 / バイオロギング / 個体群動態 / 長期的モニタリング / 利用海域 |
研究成果の概要 |
6種の海鳥が繁殖する八重山諸島仲ノ神島において、カツオドリの長期個体群動態とその単純モデルのパラメータとなる繁殖成功率(79%)、年生残率(成鳥92%)等を解析した。また、バイオロギングにより成鳥の利用海域(繁殖期:半径100km内、非繁殖期:フィリピン南部~パプアニューギニアおよび黄海)を明らかにした。一方、若鳥期の低生残率(繁殖参加まで28%)の説明のため、幼鳥にセンサを装着したが、帰還個体を再捕獲できなかった。その他にクロアジサシの非繁殖地の利用海域や、オオミズナギドリの体サイズの種内変異を明らかにした。島嶼生態系の保全管理にとって、今後は小型種の利用海域を解明する必要がある。
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自由記述の分野 |
海洋生態学
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