研究協力者 |
KONG Young Tae Chinju National University of Education, Department of Science Education, Dr.
Chang Mei-Yu National Hsinchu University of Education, Department of Education and Learning
Chiu Fu-Yuan National Hsinchu University of Education, Department of Education and Learning Technology, Dr.
Wong Alice S. L. University of Hong Kong, Faculty of Education, Dr.
CHENG Maurice Man-Wai University of Hong Kong, Faculty of Education, Dr.
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研究成果の概要 |
日本を含む東アジアの4ヶ国における科学教育は,多くの共通点と相違点を持ちながら共通する課題を持っている。国際学力調査の学力については上位グループにあるものの,情意面については国際平均よりも低い。本研究では科学教育実践そのものの比較分析による比較検討を行った。 小学校5年及び中学校2年の科学授業を量的分析により,展開する内容量は日本,韓国,台湾,香港の順に多く,また,教師の発問量,生徒の回答量ともに増大する傾向が大きい。香港,台湾の授業ともに多くの情報量を扱うことが理科学力の向上につながっている。一方,日本,韓国の授業は生徒に考えを深める発問が多く思考力の育成を図っていることが明らかになった。
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