研究課題
基盤研究(B)
海外における大規模空港では、多くの離発着需要に効率よく対処するために、ピークロード・プライシングを導入しているところがある。これにより、一日における航空機の離発着需要のピーク時での施設利用料金を高額にすることで需要を時間的に分散させて、空港施設の効率的な利用を図っている。港湾、特にコンテナターミナルでは、寄港船が支払うターミナル利用料金は曜日・時間帯に無関係に一定である。しかし、荷主の都合等で、船の寄港日・時間はある時点で集中する傾向にある。そこで、空港のプライシングを参考にして、変動料金を導入することで寄港需要を分散させ、寄港船の在港時間を最小にするバーススケジューリング方法を開発した。
コンテナロジスティクス