本研究は地震により倒壊した木造家屋のがれきをコンピュータ内に構築し,レスキューロボットの開発や救助活動の支援に用いる技術開発を目的とする.コンピュータ内に実際の木造家屋と同様な構造を持った家屋モデルを定義し,地震動を加えて家屋倒壊をシミュレーションする.本研究により家屋1軒規模ならばリアルタイムで倒壊をシミュレーションすることを可能とした.また,直方体要素からなる評価用がれきを三次元計測により仮想がれきを構築するシステムを開発した.これらの研究成果により,ディジタルがれきアーカイブを構築する技術基盤を確立した
|