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2017 年度 研究成果報告書

歩行における関節間シナジーの発現機構と進化・成長に伴う変化

研究課題

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研究課題/領域番号 25282183
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 身体教育学
研究機関山口大学

研究代表者

西井 淳  山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (00242040)

研究分担者 垣内田 翔子  鹿児島工業高等専門学校, 電気電子工学科, 助教 (90638537)
橋爪 善光  九州情報大学, 経営情報学部, 講師 (20779847)
連携研究者 荻原 直道  慶応大学, 理工学部, 教授 (70324605)
飯田 悠佳子  駿河台大学, 現代文化学部, 講師 (30548277)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2018-03-31
キーワード関節間シナジー / 二足歩行 / ニホンザル / 成長 / 加齢 / UCM解析 / 身体性
研究成果の概要

関節間シナジーに着目する事で,二足歩行における制御戦略およびその成長や進化による変化を明らかにすることを目的として研究を実施し,以下の結果を得た。20歳前後の若年者では,両脚支持期等の特定の瞬間に足先位置を調整する関節間シナジーが強く働く。8歳の子どもでは関節間シナジーはまだ形成過程にある。70歳前後の高齢者には関節間シナジーの加齢による変化は認めらない。ニホンザルの二足歩行中の関節間シナジーはヒトの場合と様々な点で異なり,進化の過程で股関節可動域が拡張したことがヒトの関節間シナジーの形成を促したことを示唆する。ヒトの関節間シナジーの形成には神経系のみならず骨格構造も寄与している可能性が高い。

自由記述の分野

生体情報システム論

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公開日: 2019-03-29  

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