研究課題
健常若年男性8名に高強度・短時間・間欠的運動を用いたトレーニングを行わせた。運動強度は最大酸素摂取量の170%、運動時間は20秒、10秒間の休息を挟み6~7セットで疲労困憊に至る自転車エルゴメータ運動であった。このトレーニングの前後に大腿四頭筋から、バイオプシー法により筋サンプルを採取した。トレーニングは1日1回、週4回行い、トレーニング期間は6週間であった。トレーニングにより最大酸素摂取量は9.2%有意に増加した。最大酸素借は15%増加した。筋中のSPARCのmRNA濃度は、約40%増加した。この結果は、高強度・短時間・運動トレーニングは大腸がんの前がん細胞であるACFのアポトーシスを誘導するマイオカインであるSPARCの発現を増加させることにより、将来の大腸がんの発症を抑制する可能性を示している。
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Medicine and Science in Sports and Exercise
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10.1249/MSS.0000000000001312. [Epub ahead of print]