研究分担者 |
中谷 敏昭 天理大学, 体育学部, 教授 (60248185)
坪山 直生 京都大学, 医学研究科, 教授 (90261221)
荒井 秀典 京都大学, 医学研究科, 教授 (60232021)
松田 秀一 京都大学, 医学研究科, 教授 (40294938)
伊藤 宣 京都大学, 医学研究科, 准教授 (70397537)
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研究成果の概要 |
X線学的に変形性膝関節症(OA)発症前・初期の女性23名、OA発症後の女性8名を対象に、持久力・筋力・柔軟性・バランス能力を向上させる運動療法を週1回90分、12週間実施し、軟骨代謝バイオマーカーを介入開始時から介入後24週まで測定した。 OA発症前・初期群では、C2Cは12, 20, 24週時に減少し、CTX-IIは1, 2, 4, 8, 24週時に減少したため、運動療法によりII型コラーゲン分解抑制が起こる可能性が示唆された。一方OA発症群では、運動介入してもCPII、C2C、CTX-IIは変化を認めずCOMPが上昇したことから、関節軟骨代謝に好影響を与えない可能性が示唆された。
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