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2014 年度 実績報告書

亜熱帯島嶼地域における思春期女子児童生徒の身体活動に関する実態把握と介入調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 25282223
研究機関京都教育大学

研究代表者

小林 稔  京都教育大学, 教育学部, 教授 (70336353)

研究分担者 笹澤 吉明  琉球大学, 教育学部, 准教授 (50292587)
高倉 実  琉球大学, 医学部, 教授 (70163186)
遠藤 洋志  琉球大学, 教育学部, 教授 (90369926)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード身体活動 / 思春期
研究実績の概要

申請時に作成した計画書に、専門家チームを立ち上げ、学校教育と地域連携を基盤とした身体活動量増強のための介入プログラムを作成・実施し、発育発達の視点から効果検証を図るとあるように、平成26年度における本研究の目的は、介入調査を実施し、その効果検証を図ることである。特に「如何なる方策が思春期女子にとって身体を動かすきっかけになるのか」に焦点化して、介入調査研究を実施している。平成26年度の後半(平成27年1月)から久米島西中学校を中心に介入を実施しているため、現在、進行中である。なお、分担者も含めて複数学会発表を実施すると同時に、査読付論文にも掲載された。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

平成26年度の達成度は、「(2)おおむね順調に進展している」と判断した。その理由と根拠としては、申請時の研究計画に沿った流れで研究が進んでいるからである。研究実績の概要にも記したが、具体的には、介入調査を実施し、その効果検証を図ることであった。特に「如何なる方策が思春期女子にとって身体を動かすきっかけになるのか」に焦点化して、介入調査研究を実施しているが、この時期の発達段階の特に女子では、第1に、「なぜ、身体活動を増強させなければならないか。」を理解させることが重要であることが判明した。

今後の研究の推進方策

第1に平成26年度までに蓄積してきた研究成果を国内外の学会等で発表すること。ならびに、論文や報告書にすることである。第2に、思春期女子は、身体活動の重要性を理解することで、増強するという特徴があるので、平成27年度は、思考や判断力に着目し、介入を行っていく。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2015 2014

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (4件)

  • [雑誌論文] 沖縄県小学校高学年児童における身体活動と学業成績との関連2015

    • 著者名/発表者名
      新城綾乃・高倉実・小林稔・和氣則江・宮城政也・平安名由美子
    • 雑誌名

      学校保健研究

      巻: 56 ページ: 420-426

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 学校給食の食物アレルギー対応における医師の診断の有無と似非患児との関連2014

    • 著者名/発表者名
      我那覇ゆりか・小林稔・高倉実
    • 雑誌名

      学校保健研究

      巻: Suppl.56 ページ: 119-120

  • [学会発表] 小中学生の学校メンタルヘルスへの関連要因:海外日本人学校との比較2014

    • 著者名/発表者名
      古志めぐみ・青木紀久代・斉藤あゆみ・朝日香栄・小林稔・高木悦子・増田かや
    • 学会等名
      第61回一般社団法人日本学校保健学会学術大会
    • 発表場所
      金沢市文化ホール
    • 年月日
      2014-11-16 – 2014-11-18
  • [学会発表] 思春期における自己決定理論に基づく身体活動の動機づけとライフスタイルとの関連2014

    • 著者名/発表者名
      小林稔・我那覇ゆりか・高倉実
    • 学会等名
      第61回一般社団法人日本学校保健学会学術大会
    • 発表場所
      金沢市文化ホール
    • 年月日
      2014-11-16 – 2014-11-18
  • [学会発表] 高校生のソーシャル・キャピタルと健康に関する地域比較2014

    • 著者名/発表者名
      高倉実・宮城政也・上地勝・栗原淳・小林稔・中尾言里・石橋江里那
    • 学会等名
      第61回一般社団法人日本学校保健学会学術大会
    • 発表場所
      金沢市文化ホール
    • 年月日
      2014-11-16 – 2014-11-18
  • [学会発表] The relationship between self-determined motivation towards physical activity and lifestyle in adolescent girls2014

    • 著者名/発表者名
      Kobayashi M,Takakura M,Ganaha Y,Sasazawa Y,Eto M.
    • 学会等名
      46th Asia-Pacific Academic Consortium for Public Health Conference
    • 発表場所
      Kuala lum pur
    • 年月日
      2014-10-18

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公開日: 2016-06-01  

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