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2016 年度 研究成果報告書

EBウイルスの潜伏感染の原因となる膜タンパク質LMP1の構造と機能相関の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25282230
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 生物分子化学
研究機関大阪大学

研究代表者

井上 豪  大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20263204)

研究分担者 安居 輝人  大阪大学, 微生物病研究所, 准教授 (60283074)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワードEpstein-Barr(EB)ウイルス / 潜伏感染 / 不死化機構 / LMP1 / LMP2A / 膜蛋白質 / 自己免疫疾患 / リンパ腫
研究成果の概要

EBウイルス由来膜蛋白質LMP1及びLMP2Aの発現マウスを作製したところ、LMP2Aは胚中心B細胞の抗体産生細胞への分化を促進し、EBVの感染に寄与することが判った。また、全身性エリテマトーデス様症状が誘導され、自己免疫疾患と関連することが判明した。また、抗体を使い、T/NK細胞を減少させ、免疫を抑制したところ、胚中心B細胞でのLMP1とLMP2Aは互いに協調し、ホジキンリンパ腫などの増殖疾患を誘導することが分かった。また、LMP1のC末端領域でシグナル伝達に関わるCTAR1の結晶化に取り組んだところ、抗体とCTAR1の複合体結晶が得られ、1.9Å分解能の回折強度データが得られた。

自由記述の分野

構造生物学、基礎医学、免疫学

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公開日: 2018-03-22  

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