研究課題/領域番号 |
25283010
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
幡谷 則子 上智大学, 外国語学部, 教授 (00338435)
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研究分担者 |
山本 純一 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 名誉教授 (00276411)
小池 洋一 立命館大学, 経済学部, 教授 (40328018)
宇佐見 耕一 同志社大学, グローバル地域文化学部, 教授 (50450458)
重冨 惠子 都留文科大学, 文学部, 講師 (60405074)
新木 秀和 神奈川大学, 外国語学部, 教授 (80276039)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 連帯経済 / ラテンアメリカ / コモン・グッド / 社会運動 / オルタナティブ / ブエンビビール / 民衆経済 |
研究成果の概要 |
本研究では、ラテンアメリカ諸国においてグローバル市場経済メカニズムにより生まれる矛盾に対して、市民社会が尊厳ある生活基盤を実現させるためにローカルなレベルで実戦してきた経済諸活動の中から、「連帯経済」の範疇に含まれる事例について、その運動の特徴、背景を比較分析するとともに、連帯経済を既存の開発論に位置付けた。7か国での事例の比較分析と理論化により、連帯経済が独自に、また市場、国家との連携によって、これまで開発の主要な制度であった市場と国家が個別には果たせなかった「コモン・グッド(共通善)」を実現する制度であることを検証し、市場、国家、「連帯経済」の三者による新しい発展のパラダイムを提言した。
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自由記述の分野 |
社会学、社会運動論
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