研究課題/領域番号 |
25284003
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
金山 弥平 名古屋大学, 文学研究科, 教授 (00192542)
|
研究分担者 |
木俣 元一 名古屋大学, 文学研究科, 教授 (00195348)
畝部 俊也 名古屋大学, 文学研究科, 准教授 (10362211)
頼 偉寧 名古屋大学, 教養教育院, 准教授 (10528251)
川口 潤 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (70152931)
中村 靖子 名古屋大学, 文学研究科, 教授 (70262483)
兼本 浩祐 愛知医科大学, 医学部, 教授 (80340298)
大平 英樹 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (90221837)
齋藤 芳子 名古屋大学, 高等教育研究センター, 助教 (90344077)
|
研究協力者 |
鈴木 真 関西福祉科学大学, 社会福祉学部, 准教授
松井 裕美 名古屋大学, 文学研究科, 特任講師
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | 哲学 / 記憶 / 筆記 / 物語 / 幸福 / 脳 / ノスタルジア / 文化財 |
研究成果の概要 |
人間と動物の違いの一つは、感覚のみではなく、そこから成立する記憶と経験に基づいて理性的に生きようとする点にある。その際に人が依拠するのは事実に限らない。むしろたとえ事実とは異なっていても、記憶がその人の将来の行為、および過去の出来事の評価を左右するのである。また、人間の記憶は無限でないがゆえに、文字による記録による知の伝達が重要となるが、蓄積したものを取り出す過程で、可塑的な人間の脳に留められた記憶は次々に書き換えられ、それがさらに人の幸不幸に影響を及ぼす。本研究では、哲学、文学、美学、心理学、精神科学の共同の下、こうした問題に各分野の研究者が取り組み、それぞれ一定の成果を上げた。
|
自由記述の分野 |
哲学
|