研究課題
2015年7月4日、北海道大学において、第7回現代日本〈映画-文学〉相関研究会を開催し、研究発表として本田みなみ(研究協力者)、友田義行、川崎公平(研究協力者)が、またラウンドテーブルとして中村三春、宮本明子、志村三代子、中川成美、横濱雄二、米村みゆきが各発表を行い、ディスカッサント(研究協力者・萩原由加里)を交えて議論を行った。これで通常の研究活動を終え、以降は成果発表に移った。10月25日、金沢大学で開催された日本近代文学会秋季大会において、「日本映画と日本近代文学とのコラボレーション―戦後から七〇年代まで―」と題するパネル発表を行った。中村三春による基調報告の後、中村三春、宮本明子、志村三代子、横濱雄二が各報告を行い、参加者との間で意見交換を行った。12月5日、最終的な成果発表として、キャンパス・イノベーションセンター東京において、公開シンポジウム「《交響する》現代日本における映画と文学」を開催した。中村三春、北村匡平(研究協力者)、宮本明子、中川成美、志村三代子、友田義行、横濱雄二、米村みゆきが各発表を行い、ディスカッサント(研究協力者・谷口紀枝、同・萩原由加里)を交えて討論を行った。研究期間である3年間を通じて、共同研究会7回、パリ国際ワークショップ1回、パネル発表1回、公開シンポジウム1回の計10回の発表イベントを開催した。また、2016年3月25日、これまでの研究成果の集大成として、共著『映画と文学 交響する想像力』(中村三春編、森話社)を刊行した。[I ジャンルとメディアの形成][II 協働とメディア・ミックス][III 川端康成の小説と映画─パリ国際ワークショップより]の3章に亙り、16編の研究論文を収録した。戦後から1970年代に至る日本文芸映画のデータベースを完成した。研究会のブログを作成し、Twitterも活用して情報の発信を行った。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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『ユリイカ』
巻: 48(3) ページ: 100-108
『層:映像と表現』
巻: 8 ページ: 109-124
PAJLS
巻: 13 ページ: 239-247
『専修国文』
巻: 98 ページ: 37-50
巻: 97 ページ: 33-39
『日本映画の海外進出 文化戦略の歴史』(森話社)
巻: - ページ: 204-223
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