研究課題
平成28年度には研究代表者は日本・東アジア・米国の東アジア比較文学研究者16名の連携研究者・研究協力者の協力を得て、25年度以来のABC三研究班の研究成果を纏めた。A.20世紀前半国民国家萌芽期研究班。B.20世紀後半国民国家形成期研究班。C.21世紀東アジアポストモダン期研究班。また7月29-31日に東大山上会館において、三班合同による二日間の国際シンポおよび一日の文化調査を主宰し、以下の最終報告を得た。丁帆・南京大学教授:論民国文学在台湾的延続問題/王彬彬・同教授:光復会与同盟会之争対魯迅的影響/呉俊・同教授:民族主義和世界華文文学的思考/Faye Kleeman (阮斐娜)・コロラド大学教授:帝国、鉄道、与遭遇/張文薫・台湾大学准教授:1940年代台湾文芸評論の確立と文壇小説/張明敏・健行科技大学准教授(台北):三浦綾子《冰點》在東亞的接受與變容/金良守・東国大学教授(ソウル):黄晳暎與東亞細亞/南富鎭・静岡大学教授:蜜柑と『二十四孝』―芥川龍之介・魯迅・李光洙・太宰治・朱自清/星野幸代・名古屋大学教授:日本・中国・朝鮮・台湾文人の眼差しの中の舞踊家・崔承喜/KWAN Sze Pui Uganda (関詩珮)・南洋理工大学准教授(シンガポール):病源、母體變異及翻譯的後延生命:村上春樹與譚劍《人形軟件》/李凱琳・香港理工大學講師:歸於本土的越界旅程――也斯的早期散文/陳国偉・中興大学准教授:小寫時代,零度地點:後70小説的文明思索/柳原暁子・松本清張記念館学芸員(北九州市):松本清張と村上春樹――戦後日本文学のモダン、ポストモダン/林敏潔・南京師範大学教授:「日本における莫言」。島村輝・フェリス女学院大学教授、王成・中国・清華大学教授は別途論文を提出した。研究成果論文集は2018年に南京師範大学より刊行予定である。
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (16件) (うち査読あり 9件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件) 図書 (1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
二松学舎大学人文論叢
巻: 98輯 ページ: 1-37
松本清張研究
巻: 18 ページ: 157-166
昭和文学研究
巻: 74 ページ: 15-28
第一屆 文化流動與知識傳播國際學術研討會論文集
巻: 印刷中 ページ: 印刷中
社芸堂
巻: 4 ページ: 印刷中
松本清張研究:北九州市立松本清張記念館
巻: 17 ページ: 130-145
Athens Journal of History: History Research Unit of the Athens Institute for Education and Research(ギリシア)
巻: 2(3) ページ: 193-198
現代中文文學學報
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台湾現代中国文学
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文訊(台灣台北市)
巻: 374 ページ: 98-103
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中國文學研究
巻: 65 ページ: 95-114
翻訳の文化・文化の翻訳:静岡大学人文社会科学部翻訳文化研究会
巻: 11 ページ: 55-86
東方
巻: 426 ページ: 2-8
巻: 427 ページ: 13-20
巻: 428 ページ: 9-15