研究課題/領域番号 |
25284078
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
千田 俊太郎 京都大学, 文学研究科, 准教授 (90464213)
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研究分担者 |
田窪 行則 京都大学, 文学研究科, 教授 (10154957)
金 善美 天理大学, 国際学部, 准教授 (20411069)
梶田 将司 京都大学, 学術情報メディアセンター, 教授 (30273296)
鄭 聖汝 大阪大学, 文学研究科, 講師 (60362638)
元木 環 京都大学, 学術情報メディアセンター, 助教 (80362424)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 危機言語 / 少数言語 / 言語アーカイブ / 韓国語・朝鮮語 |
研究実績の概要 |
2014年度、システム面では大きな移行作業を行なった。第一に動画配信システムとしてKalturaを使用することにし、新たなサーバを導入した。第二に、WordPressによっておこなってきたページ群の記述をDokuwikiによるものに移行した。この二つの変更により、音声・映像資料の倉庫と展示室を切り分ける仕組みの根幹ができ、また柔軟なデザインの開発をする環境を得たことになる。以上に関連して、システム班は予定より多くの打ち合せ、作業を行なった。また、年度末にはハワイの学会で共著(システム班のメンバー全員を含む)の発表を行なった。 言語記述班は全員ほぼ予定通りの調査ができ、それぞれ分類語彙、テキスト、写真付き語彙集などの資料をまとめた。その上で関連する口頭発表を行なったり、論文その他の出版物を成果として出したりした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
一部計画を前後して進めることになった。これはシステム関係の変更が予想より大掛かりになったことと関係し、システム面では予定より早く進んだが、コンテンツを増やす作業は遅れた。しかし、次年度も継続する課題であるため大きな問題ではない。
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今後の研究の推進方策 |
システム面での変更に伴って、動画に字幕をつける仕組みなど、一部の機能を作り直す必要が生じた。これらの課題に取り組むとともに、今後は多言語のコンテンツを増やしてゆき、また紙媒体への出力をも射程に入れてデザイン面での仕組みの問題にも取り掛かる。
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次年度使用額が生じた理由 |
本来この年度に招聘する予定だった海外研究協力者の招聘やフィールドワークを先延ばしにする必要があったことが主な理由。
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次年度使用額の使用計画 |
上記の海外研究協力者の招聘など、元の計画を次の年度以降に遂行するために使用する。
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