研究課題
基盤研究(B)
平安時代の言語リソースがどういうものであるかについての研究を行った。具体的には、『古今集』や『源氏物語』の語彙をコーパスによって調査し、それらのうちのどの要素が、現代語にまで影響を及ぼす「言語リソース」となっていたかについて考察した。また、言語リソースとなった語がどのように相互に関係しているかについて、機械学習の手法を使って類似度を計算した。それらの研究を元に、国語研究所の日本語歴史コーパスの『源氏物語』をプログラムで処理することで、総合的な言語リソース辞書を作成した。
日本語学