研究課題
本研究事業の目的は,3つある。1「異文化間教育」のための教材作成2「異文化間能力」の自己評価基準の開発3 開発した教材と自己評価基準の有効性の検証今年度は,26年度の「報告書」に書いたように,特に「自己評価基準の開発とその有効性の検証」を行った。日常生活では日本語しか話されていず,また身近に外国人がいない日本の学生を対象にした異文化間能力を測定するためのCan do型の自己評価基準の開発は容易でないことが予想されたが,最終的には Programme Pestalozziの質問紙を日本の環境にあうように改良した質問紙を作成した。そして,9大学,合計523名の大学生に,試作した質問紙を用いて,彼らの異文化間能力を自己評価してもらった。その結果,質問項目によってはアルファ係数(信頼性係数)が十分でなく,今後改良する必要があることが判明した。27年度末に行った国際研究集会では,アメリカ型の異文化間教育は,文化の異なる者同士が「理解しえる」という前提に立っているのに対して,ヨーロッパ型では,そうでないことが明確になり有意義であった。なお,開発した教材と質問紙は,京都大学学術情報リポジトリに搭載する予定である。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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第29回獨協大学フランス語教授法研究会報告
巻: 29 ページ: 47-49
「ヨーロッパ言語共通参照枠の現状と今後」ー 初修外国語を中心に(東北大学)
巻: x ページ: 5-18
甲南大学国際言語文化センター『言語と文化』
巻: 20 ページ: 39-61
巻: 29 ページ: 9-11
言語教育エキスポ2016ー外国語学習に対する適切な動機づけを目指して
巻: x ページ: 76-79
『グローバル化と高等教育』未来共生リンディングス〔大阪大学)
巻: 8 ページ: 57-69
RENCONTRES
巻: 29 ページ: 33-37