| 研究課題/領域番号 |
25284118
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 研究機関 | 京都外国語大学 |
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研究代表者 |
福原 啓郎 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (60221537)
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| 研究分担者 |
塩沢 裕仁 法政大学, 文学部, 准教授 (70414076)
小方 登 京都大学, 地球環境学堂, 教授 (30160740)
小島 泰雄 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (80234764)
辻 正博 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (30211379)
松浦 典弘 大谷大学, 文学部, 准教授 (80319813)
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| 研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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| キーワード | 中国 / 潼関 / 函谷関 / フィールド調査 / 衛星写真画像 / 古写真 / 国際研究者交流 / 国際情報交換 |
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| 研究概要 |
2013年9月、研究代表者の福原啓郎、研究分担者の小方登、辻正博、塩沢裕仁、小島泰雄、松浦典弘は潼関の踏査を中心に調査を実施した。また、あわせて、陝西師範大学の侯甬堅教授らと情報交換を行った。
2014年2月、研究分担者の塩沢裕仁と研究協力者の宇都宮美生が、追加調査として、函谷関、とくに曹魏の函谷関を調査した。
科研共同研究会(潼関研究会と略称)を3回実施した。第1回は、2013年5月4日、京都大学吉田南総合館にて、2013年度の現地調査の打ち合わせと塩沢裕仁「洛陽附近で発見された古代の道路跡」の報告。第2回は、2013年11月30日、京都外国語大学8号館にて、小方登「中国・潼関調査、衛星画像活用の試み」、塩沢裕仁「城壁調査から」、小島泰雄「潼関図と鎮南関」の報告。第3回は、2014年2月22・23日、茨城県天心記念五浦美術館などにて、美術館所蔵の早崎【禾＋更】吉の明治37・38年の西安―潼関―洛陽の調査旅行時の資料(日記と古写真)の調査と塩沢裕仁の報告(東京国立博物館所蔵の古写真資料カードを提供)など。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
平成25年度の最大の課題であった潼関に対する歴史・考古・地理など多角的な調査に関しては、メンバー全員が参加した現地調査の成果を中心に、所期の目的がほぼ達成されるとともに、新たな発見もあったからであり、函谷関の調査に関しては、2013年9月の調査では不十分であったが、2014年2月の追加の調査では、曹魏の函谷関を確認することができた点など、かなり進展があったからである。
また、第3回研究会で茨城県天心記念五浦美術館を訪れ、美術館所蔵の早崎関係の資料を調査することができた。
そして、研究代表者・分担者それぞれの研究の成果に関しても、計3回の研究会で報告・討議があり、それらの成果が共有されたからである。
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| 今後の研究の推進方策 |
平成26年度は潼関に対する補充調査・研究、函谷関と蒲津と孟津に対する多角的調査・研究を実施する。2014年11月に現地調査実施の予定である。あわせて、現地協力者と意見交換を行う予定である。
平成26年度も計3回、研究会を開催する予定である。
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| 次年度の研究費の使用計画 |
中国での現地調査や三回開催された研究会は予定通りで、旅費を予測以上に消化したのに対して、資料の整理などが進まず、そのために人件費・謝金を消化することができなかったためである。
平成26年度は、調査対象も増え、資料なども整理する必要があり、そのためにアルバイトを雇うなどして、人件費・謝金を満額使用する予定である。
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