研究課題
国際シンポジウム「前近代中国における交通路と関津の環境史学的研究」を1回開催した。2017年1月8日、京都外国語大学(京都府京都市)の1号館7階の小ホールにて、研究分担者の松浦典弘(大谷大学)の司会のもと、まず科研代表者の福原啓郎(京都外国語大学)が趣旨説明を行い、ついで海外研究協力者の侯甬堅(陝西師範大学)「従函谷関到潼関的変動 ―関隘・路網・山地環境和外部区域総合分析―」(中国語)と研究分担者の塩沢裕仁(法政大学)「城壁・烽火台遺構よりみた潼関城址」の研究報告があった。辻正博(京都大学)「「潼関科研」4年間のあゆみ ―調査概要と収穫―」、小島泰雄(京都大学)「点と線から考える ―1937年空撮地形図を用いて―」、小方登(京都大学)「DEM(数値標高モデル)から読み取る潼関・函谷関の地形環境」、研究協力者の宇都宮美生(法政大学)「長安・河東幹線路における蒲津橋と東渭橋」、研究代表者の福原啓郎の研究発表「文献に見える中国古代の「関」と「津」」と全体討論を行った。その成果は2017年6月刊行の報告集として公表する。ワークショップを1回開催した。2016年7月、神奈川県江の島の紀伊国屋旅館にて、研究代表者の福原啓郎「前近代中国の「津」について ―文献史料による分析―」、研究分担者の小方登「GISを用いた潼関の景観復原」、研究協力者の長谷川順二「GISを利用した黄河故道の復原」の研究発表を行った。あわせて、鎌倉市の港湾遺跡・古道遺跡を見学した。
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (3件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 6件、 招待講演 1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
地域と環境
巻: 14 ページ: 25-35
地理・地図資料
巻: 2016年度1学期号 ページ: 7-10
唐代史研究
巻: 19 ページ: 98-120