研究課題
基盤研究(B)
本研究は、幕末期から明治時代に至る日本の博物館史を、東京国立博物館と諸外国の博物館との間の所蔵品交換を軸に、分析しようとしたものである。ドイツのライプツィヒ民族学博物館、オーストラリアのメルボルン博物館と西オーストラリア博物館、英国のグラスゴー博物館を中心に、明治時代に相当する時期の交換品の実物と、交換にかかわる文書類を調査した。これによって、交換の経緯や背景について、多くの知見を得た。
考古学