研究課題/領域番号 |
25284162
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
難波 洋三 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 客員研究員 (70189223)
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連携研究者 |
廣川 守 泉屋博古館, 副館長 (30565586)
高妻 洋成 独立行政法人国立文化財機構, 奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター長 (80234699)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 弥生時代 / 銅鐸 / 青銅器 / 成分分析 / 鉛同位体比分析 / 長距離交易 / 朱 / 松帆 |
研究成果の概要 |
弥生時代の青銅器の原料金属の産地を検討するために必要な、弥生時代や中国・朝鮮半島の同時期の青銅器に含まれている微量元素濃度を正確に測定した例はわずかしかなかった。そこで、これらの青銅器のICP分析を鉛同位体比分析と合わせておこない、主原料の銅が鉛とともに朝鮮半島産から中国産に変化したことを明確にした。そして、漢代の記録や考古資料により当時の青銅・鉄・水銀朱などの価格を復原し、倭人がそれらを入手するにはどのような交換財がどれほど必要であったのかを明らかにし、当時の対外交易の量的検討を試みた。また、2015年の松帆銅鐸発見以後はその調査を課題に加え、銅鐸の使用法・埋納者・埋納時期などを検討した。
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自由記述の分野 |
考古学
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