研究課題
1 文献調査 我が国の少年・刑事法制に関する文献、裁判例の収集・検討を行い、これらに基づいて後掲の論文等を発表している。また、海外調査の準備として、イギリス(イングランド及びウェールズ)に関する文献調査を行ったほか、これまで訪問した関係国の文献も調査検討した。2 海外調査 これまでの研究成果を踏まえて、事前に訪問先関係者に質問事項を送付したうえで、英国を2回訪問して下記の調査を行った。司法省(犯罪管理庁・少年司法委員会。ロンドン)、少年犯罪対策チーム(ポーツマス)、犯罪防止研究所(ケンブリッジ大学)、ポーツマス大学において関係者・研究者との面談・討議、少年矯正施設(フェルザム、ヨーク、ブリストル)参観、各施設職員との面談・討議、刑事法院(中央刑事裁判所、ウィンチェスター、インナーロンドン)、青少年裁判所(フェアハム、ロンドン)において、法廷傍聴、裁判官、検察官、弁護士、ソーシャルワーカー、警察官らとの面談・討議。3 学会報告等 後掲の刑法学会のワークショップで、少年院法と少年の健全育成について、共同報告、更生保護学会で少年・若年者に対する少年法制の比較法的検討の共同報告、指定討論を行ったほか、第一東京弁護士会子どもの権利委員会の勉強会(平成28年3月3日)で「改正少年院法の意義と課題」について講演を行うとともに、弁護士付添人、刑事弁護人の立場からの意見を委員から聞いて討議した。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (6件) (うち謝辞記載あり 3件) 学会発表 (3件)
立教法務研究
巻: 9号 ページ: 159-172
巻: 9号 ページ: 201-232
巻: 9号 ページ: 233-247
巻: 9号 ページ: 173-199
巻: 9号 ページ: 409-425
罪と罰
巻: 52 ページ: 40-52