研究課題/領域番号 |
25285110
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
平本 健太 北海道大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (00238388)
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研究分担者 |
阿部 智和 北海道大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (20452857)
坂川 裕司 北海道大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (40301965)
小島 廣光 椙山女学園大学, 現代マネジメント学部, 教授 (80093029)
宇田 忠司 北海道大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (80431378)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | コワーキング / 場 / 主体 / 関係性 / 共創 |
研究実績の概要 |
本年度は,4年計画の最終年であった.本年度の研究実績として,以下をあげることができる.業績リストに示すとおり,本年度は合計で5篇の研究成果を公表した. 第1に,2014年度に実施した質問票調査によって収集されたデータの再検討を行った.具体的には,調査対象504スペースを対象として,スペースの稼働とドロップインサービスの2軸を用いた4通りの結果を提示した.その結果,稼働期間が2年弱,開設数は2010年をピークに漸減傾向にあり,閉鎖数は2013年から高まっていることが明らかにされた. 第2に,今年度あらためて共有・共創型ワークスペースの実態調査を実施した.この調査は,2014年度の調査を踏まえた上で,2016年9月30日時点で,全国で稼働しているコワーキングスペースのほぼ全数に当たると考えられる750スペースに対してウェブ調査を行ったものである.調査の結果,308スペースから回答を得,そのうちの268の有効回答にもとづき,記述統計を中心とする分析を行った(有効回収率35.7%).その結果,施設,運営組織,戦略,活動,利用者,成果に関する計30の発券事実を得た.たとえば戦略に関するものとしては,1)60.1%の運営責任者が,サービス面での差別化を図っている,2)79.1%の運営責任者が,コミュニティ形成を重視している,3)近隣および遠隔にあるスペースとは,競合関係・連携関係のいずれの関係も形成していない,4)レンタルオフィスをはじめとする多岐にわたる業界を競合と捉える傾向がある,などである.
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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次年度使用額が生じた理由 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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次年度使用額の使用計画 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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