研究課題/領域番号 |
25285118
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
塚田 修 香川大学, 地域マネジメント研究科, 教授 (90633884)
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研究分担者 |
清 ショウ一郎 関東学院大学, 経済学部, 教授 (80171312)
板倉 宏昭 香川大学, 地域マネジメント研究科, 教授 (80335835)
田村 豊 愛知東邦大学, 経営学部, 教授 (40340400)
伊藤 誠悟 関東学院大学, 経済学部, 講師 (80612275)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 自動車産業 / ブラジル産業 / 新興国市場 / 技術移転 / 多国籍企業の活動 |
研究概要 |
本研究を進めるに当たり共同研究者との方向性の一致を図るために2013年に3回の全体会議を行った。場所は横浜市関内にある関東学院大学メディアセンターにおいて行われた。第一回は6月1日、第二回は8月21日、そして第三回は12月11日であった。 2013年10月27日より11月10日までブラジルへ出張し現地調査を行った。 プロジェクトリーダーである塚田は全期間、清教授は10月27日から11月6日まで、また田村教授と伊藤講師は11月4日から8日までである。 塚田は11月1日サンパウロAOTS支部の会員40名に対し英語で「Dissemination of Toyota Way in sales and marketing」の講演を行い質疑応答を行った。最近の日本の動向に興味を持つ人々から歓迎された。 この視察の結果については「香川大学大学院地域マネジメント研究科 Case Study Paper Series ISSN1881-3224 No.18」で報告書としてまとめられた。 この中で今後の研究についての8つの課題を特定した。この課題のフォローが2014年の活動内容となる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
ブラジル側のパートナーの協力がきわめて有効で訪問先が協力的であった。 ブラジルの一流大学であるサンパウロ大学やFEI大学の教授(シルビオ宮崎、Paulo Kaminski, Ugo Ibusuki)の全面的な協力がある。 筆者には英語力、ポルトガル語力があるために相手とのコミュニケーションが円滑である。 事前の準備、打ち合わせが有効である。
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今後の研究の推進方策 |
第一回目ブラジル訪問で8つの課題を特定した。代表である塚田は第二回訪問を3月31日から4月6日まで行いこれらのフォローを行った。つまり、ブラジル日系人の日系企業進出への貢献:サンパウロ大学シルビオ教授と共同研究として調査フレームワークを合意し調査企業についてはブラジル日本商工会議所、ドイツ商工会議所と協力。またブラジル自動車工業の欧米日比較に関しては:サンパウロ大学Paulo Kaminski教授と共同研究の合意を得て進めることとなった。最後に、ブラジル法整備および購買システムについては:FEI大学UGO Ibusuki教授と共同研究の合意を得た。
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次年度の研究費の使用計画 |
差はごく少額であり誤差といえる範囲の額である。 今後も計画と実施の差が出ないように管理を厳しく行う。 極少額であるので次回のブラジル訪問の経費で消化する予定である。
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