研究課題
基盤研究(B)
これからの社会調査実施の改善の為に大きな役割を担うコンピュータ支援について,タブレットPCを用いた訪問他記式法,訪問自記式法,自宅ウェブ回答法,そして従来型の紙の調査票を用いた訪問他記式法の4つのモードでの実験的調査を実施した。調査地点や抽出方法,調査内容について最大限に共通性を高め,質の高い比較可能なデータセットを構築した。調査データの分析結果は,社会調査についての専門的国際学会であるヨーロッパ社会調査学会,および日本社会学会で研究報告を行い,また数理社会学会機関誌『理論と方法』で特集号を組み,調査・分析結果に基づく学術論文を発表した。ウェブサイトでも調査概要の公開を積極的に行っている。
社会学,社会調査方法論