研究課題/領域番号 |
25285148
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
太郎丸 博 京都大学, 文学研究科, 准教授 (60273570)
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研究分担者 |
永吉 希久子 東北大学, 文学研究科, 准教授 (50609782)
柴田 悠 立命館大学, 産業社会学部, 准教授 (50631909)
田靡 裕祐 立命館大学, OIC総合研究機構, 研究員 (80619065)
真鍋 一史 青山学院大学, 地球社会共生学部, 教授 (90098385)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 近代化 / 後期近代 / 脱近代 / 態度 / 社会変動 |
研究実績の概要 |
これまでの研究を総括し、特に日本での価値意識がどのように変化したのか、明らかにした。具体的には、以下の点について検討した。 1. 平均的な価値意識は、後期近代社会論が予測した方向に変化したのか? 2. 価値意識の多様化は進んだのか? 3. 価値意識の変容はコーホート交代によって引き起こされたのか? 4. 価値意識に対する社会経済的な背景要因の影響は弱まったのか? 第一の問いに関しては、概ね近代がさらに深化する方向で変化したことが示唆されている。それゆえ後期近代社会論の予測が当たっていたと言えるが、いわゆるポストモダニズム系の議論の予測はすべてはずれており(つまり、価値意識の多様化を示すような証拠は存在せず、価値意識に対する社会経済的要因の影響も弱まっていない)、1970年代に近代は終わって、ポスト近代という新しい時代が始まった、という説は、少なくとも価値意識に関してはあてはまらないことがわかった。また、コーホート交替は、社会の平均的な価値意識を変化させることがあることが確認されたが、コーホート内の変化も大きく、社会の変化と新しいコーホートの台頭を同一視するような議論は間違いであることが分かった。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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次年度使用額が生じた理由 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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次年度使用額の使用計画 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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