研究課題/領域番号 |
25285208
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
西尾 達雄 北海道大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (30180582)
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研究分担者 |
中田 敏夫 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (60145646)
佐野 通夫 こども教育宝仙大学, こども教育学部, 教授 (20170813)
佐藤 広美 東京家政学院大学, 現代生活学部, 教授 (20205959)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 植民地・占領地 / 教育史 / 教科書 / 近代化 / 産業化 |
研究概要 |
平成25年度の研究実績・成果の概要は以下の通り。 1.日本植民地・占領地各地域及び各科目グループ担当者(研究分担者・研究協力者)の教科書比較研究に必要な教科書資料を収集して整理を行った。また内外の他の機関所蔵の教科書資料や教育実態に関するインタビュー等も行った。 2.全体研究会及びグループ別研究会を3回開催し、研究中間報告及び進捗状況の報告を行った。第1回は、平成25年6月22日(土)~23日(日)にユニコムプラザ相模原で、第2回は、平成25年10月19日(土)~20日(日)にこども教育宝仙大学で、第3回は、平成26年3月22日(土)~23日(日)にユニコムプラザ相模原で実施した。 3.最初の全体研究会では、科研の目的、方法に関する了解とグループ別研究方法に関する打合せを行い、そこで出された、植民地における近代化とは何か、という点での共通理解を得ることをその後の全体研究会で検討していくこととし、講演会及びシンポジウムを計画実施した。グループ別研究会では、1)国語、2)修身、3)歴史・地理、4)実業(農業、技術)・実技(体育、音楽、図画)の研究計画の確認と進捗状況、中間報告を行った。まだ十分な教科書分析には至っておらず、その作業は次年度以降の課題である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
予定した研究計画に従って、3回の全体研究会とグループ別研究会を開き、ほぼ予定した共同研究者が出席し、報告会を実施した。
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今後の研究の推進方策 |
昨年度同様に、3回の全体研究会及びグループ別研究会を開催し、中間報告及び進捗状況を報告しながら進めていきたい。科研の成果を一般に公開するために、講演会及びシンポジウムは公開で実施する予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
海外調査旅行(台湾)を予定していたが、都合により実施できなかった。 前年度実施できなかった海外調査旅行(台湾)を実施する予定である。
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